歴史
イギリスのウェールズ地方で17世紀頃から、主に山鴫(ヤマシギ)猟に使われるようになったことから、コック(シギ)をつかまえる犬、つまり「コッカー」と呼ばれるようになりました。
この犬は、ランド・スパニエルであったろうと考えられ、他の多くのイギリスのスパニエルと同じく、イングリッシュ・コッカー・スパニエルも、この犬が祖先犬だとされていますが、一説には、フランスのブリタニー・スパニエルが祖先犬で、これとトーイ・スパニエルのブレンハイムとを交配して作られたとも言われています。
アメリカン・コッカー・スパニエルの直接の祖先犬です。(確か、「メイ・フラワー号」に乗っていったのが元と聞いたような・・・)

スタンダード
外貌

快活で頑丈な猟犬の外貌です。イングリッシュ・コッカー・スパニエルは、体の均整がとれ、こじんまりと引き締まり、体高の測定点から尾の付け根までの長さとほぼ同じ寸法でなければなりません。
性格
感覚は鋭く、非闘争的で利口です。(甘えん坊が多いように思います。そして、飼い主の心を読みとるのがとっても上手だと思います。運動神経・訓練性能も良く、最近ではフリスビードッグ大会にも出てきているようです)
頭部
スカル(頭蓋)は、よく発達していて、額はわずかに平らです。目の下はすっきりとして彫りが深く、頬は張りすぎてはいけません。
スカルとマズル(鼻口部)の中間には、はっきりとしたストップ(額段)が位置します。
鼻は幅広く、鋭い臭覚に見合っています。
顎は頑強で、咬み合わせは、シザース・バイト(上の切歯の内側に下の切歯の外側がわずかに接する)です目は中ぐらいの大きさで、わずかに楕円形をしていて、2つが広く離れて付き、色は暗褐色で、濃いほど良い。
耳は、付け根の位置が目の高さより低く、頬の後ろに接して、垂れていますが、毛を除いた皮膚の部分の長さは、鼻の先まで絹状の滑らかな長い直毛に覆われています。
ボディ
キ甲(肩の間の背の隆起)が高く、背はまっすぐで非常強健で、なだらかな傾斜を持ちます。助骨は肩甲骨の後ろでよく張り、腰部は短く、筋肉が良く付き、しっかりしています。
お尻は幅広く、わずかに隆起していて、肩は傾斜して美しく、胸は胸底が深く、よく発達しています。
被毛と毛色
下毛が柔らかく密生し、上毛は絹糸のような毛質で、決して堅い毛や波状の毛でなく、量はあまり多すぎず、また決して巻き毛ではありません。
また前肢、胴、後肢の飛節より上には、飾り毛が発達します。
毛色は、白の地色にいろいろな色の斑のあるもの、ブラック&タン、ローン(葦毛)、レッド、オレンジ、レモンなどの他、白色斑が体全体に平均してちらばっているものもありますが、ソリッド(単色)の場合、白は胸以外の部分では許されません。
四肢部
肩は、肩甲骨がよく後方へ傾斜し、前肢はまっすぐで、短く、力強く、肘からパスターンまでの骨の太さは、ほぼ同じです。指は、堅く握って隆起し、パッド(足裏のふくらみ)は、厚くて弾力があり、爪は堅く、色は暗色がいいです。
後肢の大腿と下腿は幅広く、筋肉に富み、スタイフル(膝)は良い角度に曲がっていて、ホック(中足=後ろ足首と指の間)は、ほどよく短く、指、パッド、爪は前肢とほぼ同じです。
歩様
活発機敏で、持久力に富み、歩く歩調が崩れない。
サイズ
体高 オス40p前後 メス38.5p前後
体重 13s前後

交配
ローンまたパーティカラーとソリッドと言う組みあわせは好ましくありません。
(禁止されている訳ではありませんが、ミスカラーが出ることを考え、「好ましくない」とされています)
 

   


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